キャンプで飲むコーヒーって格別ですよね。大自然の美味しい空気を吸いながら飲む熱々のコーヒーはキャンプで1番の至福の時間です。
今まではインスタントコーヒーでしたが「コーヒー1杯にこだわりたい!」「じっくり時間をかけてコーヒーを味わいたい」と思い豆を挽くミルを買うことにしました。
ミルを買うのは初めてなのでコーヒーミルはどんなメーカーがあるのか?どれがいいの?と考え、調べ、聞き、また調べてこの4メーカーをピックアップ。
今後アウトドア用のコーヒーミルを買う方は参考にしてみて下さい。
コーヒーミルに求める条件
メーカー紹介の前にまずは私が希望する条件はこの4つです。
- 自動で焙煎するのではなく、手動で豆を挽くミル
- 持ち運びしやすいようにコンパクトなミル(2人分)
- 壊れにくミル
- メンテナンスが簡単
自動のミルも数多くありましたが自分で豆を挽いた感触を味わいたかったので手動のミルを条件にしています。
要望ありすぎかもしれませんがこの要望を叶えてくれるミルがきっとあるはずだと思い探しました。
キャンプで使うコーヒーミルはこのメーカーだ!

全てを使ったわけではないですが、キャンパーの人達に話をきくとこの4つのメーカーのどれかを使っている方が多かったです。(自分調べ)
Amazonや楽天のレビューを見ても私の要望はこの4メーカーさえ押さえておけば大丈夫そうなので紹介しますね。
[1]ポーレックス(PORLEX)

画像:ポーレックス
アウトドア用のコーヒーミルの定番。コンパクトで持ち運びができ、セラミックで作られているため錆びないのが特徴のミルです。
丈夫に作られている日本製のミルで、キャンパーさんに聞いても買ってよかったという声がほとんどでした。アウトドア用のミルの中では一番有名だと思います。
ちなみに私はこの「ポーレックスミニ」を購入しました。レビューも書いたので参考に読んでみて下さい。
ポーレックスのミルの特徴

ポーレックスのコーヒーミルの特徴はこの6つです。
- セラミックの刃だから金属臭がなくコーヒー豆の風味を損なわない
- セラミックだから錆びないので長く利用出来る。
- デザインがかっこいい
- 粉の粗さを簡単に調整できる
- コンパクトだから持ち運びに便利
- 分解出来るため掃除が簡単
完璧な特徴ですね。
悪い点はこの2点です。
- 毎回掃除をするのが大変
- 価格が高い
購入を迷う一番の理由は価格だと思います。この後に他の3メーカーを紹介するので価格面も含めて検討してみてください。
ポーレックスのオススメミル
ポーレックス(PORLEX)の中でオススメのミルは「ポーレックス コーヒーミル・Ⅱミニ」です。
ポーレックスの手挽きコーヒーミルには2種類あり、名前の最後に「ミニ」が付いているか付いていないかで大きさが違うので注意して下さいね。私がオススメなのは名前にミニが付いている方ですよ。
今は「Ⅱ」にグレードアップして挽く量が約1.3倍多くなっています。

「コーヒーミル・Ⅱミニ」は約20gのコーヒー豆を挽くことができます。粉は10gで1人前が基準なので1回挽くと2人用ですね。(ミニが付いていない方は30gで約3人用)
そしてセラミックで出来ているので錆びる事がなく長く使えるのは嬉しいポイント。
価格は6,300円(税抜)です。長く使える事を考えれば高くはないはず。
Amazonや楽天で1万円以上する商品がありましたが定価は6,300円(税抜)なのでよく見て買って下さいね。
[2] ハリオ(HARIO)

画像:http://natumo.com
次に紹介するのは耐熱ガラスメーカーのハリオ。
こちらも日本の企業でコーヒー関連機器を数多く販売している会社です。
ポーレックス同様、セラミック製で金属臭がしなくて錆びない構造になっていて何と言っても価格が安いのが魅力です。
長く使えるハリオの商品はコストパフォーマンスが一番いいかもしれません。
ハリオのミルの特徴
ハリオのコーヒーミルの特徴はこれ
- 価格が安い
- 臼がセラミック製だから金属臭がなく、コーヒー豆の風味を損なわない
- セラミックだから錆びないため長く利用出来る
- 丸洗い出来る
- 透明な容器なので粉の量が分かりやすい
- コンパクトだから持ち運びに便利
- 粉の粗さを簡単に調整できる
こちらも完璧ですね。
ハリオの魅力は何と言っても価格です。3,000円なのでポーレックスの半額で購入出来ます。(Amazon、楽天だともう少し安いです)
個人的には透明な容器がとってもいいですね。メモリが付いており粉の量が一目で分かるので使いやすいと思います。
ハリオのオススメのミル
ハリオのオススメはこれ。「コーヒーミル・セラミックスリム」。
コーヒー粉24gなので2杯用です。価格といい使い勝手といい文句なしだと思います。

画像:ハリオ
ハリオも一度使った事がありますがポーレックスとの違いはほとんど感じませんでした。ポーレックスの方が容器が丈夫だとは思いますが使い勝手の差はほとんどないのではじめてのアウトドア用コーヒーミルは「コーヒーミル・セラミックスリム」で十分だと思います。
もう1つ大きいサイズで「セラミックコーヒーミル・スケルトン」があります。
容量が100gなので大人数の豆を挽くようですが蓋が付いているので挽いた粉をそのまま保管しておく事ができる優れものです。

残った粉の処理に困った経験があるので蓋つきで保存できる方法は全部のミルで欲しい機能ですね。価格も安いので容量を求める方はオススメです。
[3]ユニフレーム(UNIFLAME)

画像:ユニフレーム
アウトドアブランドのユニフレームでもコーヒーミルがありました。
ステンレス鋳造の刃を採用した切れ味の鋭いミルです。ユニフレームのミルは他と比べて少し大きいサイズで豆は1回50g対応するので5人分まとめて挽くことが可能です。
カップの中は150gの粉が入るので豆を入れて挽いてを繰り返すと15人分用意することも可能です。
私はユニフレームのコーヒーバネットを利用しているのでミルも合わせようかと思いましたが求めている容量より大きかったのでやめたんですけどね。
ユニフレームのミルの特徴
ユニフレームのコーヒーミルの特徴はこれです。
- 容量が大きい
- 粉の粗さを簡単に調整できる
- コンパクトに収納できる
- 丸洗い出来る
- ステンレス鋳造臼を使用
- 収納袋付き
ポーレックスと比較される事がありますが、大きな違いは蓋が付いているかどうかです。
ユニフレームは豆を入れる場所に蓋が付いていないのでたまに豆が飛び散るデメリットはありますが、豆の量を確認しながら挽けるメリットもあります。
どちらを取るかは好みですね。
ユニフレームのオススメのミル

画像:ユニフレーム
ユニフレームのミルは「UFコーヒーミル」1種類だけなので分かりやすいです。
料金は¥6,600(税込)
ポーレックスと同じ位の金額ですが容量が大きいのでお得感はありますね。
[4]カリタ

画像:https://matome.naver.jp/odai/2141576151447837901
コーヒー機器メーカーとしてコーヒー関連の商品を多数出しているカリタ。
デザインがレトロでかっこよくてとにかく種類が多いのが特徴です。
Webサイトにはこんなにも種類が!!

オシャレすぎますね。1つ持っているだけでキャンプギアで差別化出来る気がします。
カリタのコーヒーミルの特徴
カリタの特徴はこれです。
- デザインに木目を利用していてレトロでかっこいい
- ミルの種類が豊富
- 価格が安い
- キャンプギアを差別化出来る
カリタのミルを1つ持っているだけで雰囲気出ますね。
カリタのオススメのミル

画像:楽天
カリタのミルでオススメは「コーヒーミルKH-10」。置くだけでもかっこいいですよね。置いてよし挽いてよしのミルです。
ただ使い勝手は劣るので注意が必要です。cafictさんでレビュー記事があるので読んでみて下さいね
デザインを求める方にはオススメですよ。
まとめ
以上が調べ上げた4メーカーの特徴です。
機能面はどれも素晴らしいのでデザイン、挽き具合、価格でどれが好みかを選んでみて下さいね。私は欲張って使い勝手とデザインの両方を重視してポーレックスを選びました。
アウトドア用のコーヒーミルはその他、「キャプテンスタッズ」なども出しているのでそれはまた随時更新していきます。