お酒

日本酒の初心者でも味わえる獺祭(だっさい)の魅力とは

獺祭日本酒

一時期入手困難になるほど人気が出た獺祭(だっさい)。現在は流通していますが獺祭を飲んだ影響で日本酒が好きになった方も多いのではないでしょうか。

私は日本酒をあまり飲んだ事がないのですが、獺祭を飲む機会があったのでチャレンジして飲んでみました。

日本酒に関する知識もないので比較する事は難しいですが想像以上に飲みやすくて美味しかったです。そんな初心者が飲んで感じた獺祭の感想をレビューしたいと思います。

獺祭(だっさい)とは

画像:大和屋酒舗

最初に獺祭の紹介を。山口県岩国市にある「旭酒造」さんが造っている日本酒ブランド。

酔うため、売るための酒ではなく、味わう酒を求めて出来た日本酒です。

現在日本酒で一番有名な日本酒なんじゃないでしょうか。

そんな獺祭の種類は精米歩合で分けられており、「45・39・23」があります。(19年3月に50から45に変更されました)

「45・39・23」とは精米歩合(米を削る割合)の割合の数字なんだけどこの割合が低いほど造る手間がかかり高級になるんだよね。

一般的には50%程度の割合だと言われているので23%の数字は本当に凄い!!

かなり手間暇かけてつくり込んでいるかが分かります。

獺祭の特徴

獺祭を飲んで、調べて、聞いた特徴はこの4つだと思います。

  1. 原料の酒米は酒米の王様「山田錦」のみを使用
  2. 造りは純米大吟醸のみ
  3. 遠心分離システムの利用
  4. 味わいはフルーティーで想像以上に飲みやすい

細かい説明はここでは省きますが日本酒好きの方からみればかなりこだわっている造り方だと分かっていただけるかと。

詳しい説明や製造過程は旭酒造Webサイトへ

今回私が購入したのは「磨き三割九分」で、精米歩合39%の純米大吟醸です。

日本酒を飲むのは初めてと言ってもいいレベルの人間が実際に獺祭(だっさい) の磨き三割九分を飲んだ感想をレビューしたいと思います。

獺祭三割九分を飲んだ感想

獺祭日本酒

何度か日本酒は口にした事はある程度の初心者が獺祭を飲んで感じた感想はこの2つ。ちなみに冷やして飲みました。

[1]癖がなく飲みやすい

飲んで驚いたのは思いのほかさらりと飲めました。日本酒は苦味のある後味が残る飲み物だと思っていたので予想外にすーっと喉を通って飲めたのは驚き!この滑らかなのどごしが獺祭の魅力なんだと思います。

本当に癖のない味でしたよ。

すごく一般的な言い方ですが素材の味を感じながら飲む事が出来ました。

でも、ビールや焼酎に慣れている私としては正直パンチがないので少し物足りなさがありました。

[2]後味が長くフルーティー

飲んだ後はかすかなフルーツの香りが口の中に長く残りました。爽やかでしたね。

普段お酒を飲んでも後味を堪能する事がなかったので獺祭で後味の余韻を噛み締める良さを学んだ気がします。

後味が長く残ったので口の中がアルコールとフルーツの香りで溢れていきました。

このフルーティーな香りは日本酒が苦手な人でも飲めそうだし、女性に人気の理由ですね。

理念通り「酔うお酒でななく味わえるお酒」だと思いました。

味は違うけど、白ワインを飲んでいる感覚に似ているかな。

温めて飲むとまた違った味わいがあるそうなので色々な飲み方でチャレンジしても面白そうですね。

 

以上が獺祭を飲んだ感想です。

日本酒をあまり知らない私でも非常に飲みやすかったので日本酒が苦手な方でも飲めると思います。

こんなにもある獺祭の種類

獺祭を調べてみると種類がたくさんありました。私が飲んだ「磨き三割九分」。それ以外に有名なお酒を紹介します。

希少価値の高い順に並べると

  1. 磨きその先へ
  2. 二割三分
  3. 三割九分
  4. 45

の順番になります。①の磨きその先へが一番高価で、④の45が一番手ごろで買える獺祭です。

[1]磨きその先へ

獺祭の中で一番高級で高品質のお酒です。美しい香りと両立する味の複雑性・重層性と長い余韻を持っており、旭酒造最高峰のお酒と言われています。

上位ランクのお酒「獺祭 磨き 二割三分」でも希少価値は高いですがそれを超えるお酒ともあれば物凄い人気で一度は飲んでみたいお酒です。

「磨きその先へ」と「二割三分」の飲み比べセットがオススメですよ。

[2]磨き二割三分

獺祭の中でも上位ランクの二割三分。こちらも最高級のお酒で精米歩合を23%という極限まで磨いた山田錦を使った純米大吟醸です。

華やかでフルーティーな香りの味わいが特徴ですよ。

[3]純米大吟醸45

45は獺祭を知ってもらうための入門酒として造られていて、他と比べて金額も安いので手軽に飲めるお酒として人気です。

まとめ

日本酒初心者でも獺祭の味の奥深さを理解したし、日本酒の美味しさを感じる事が出来ました。獺祭にフルーツっぽい香りがある事に驚きましたね。

一度味わった以上は最高級の「磨きその先へ」を飲んでみたいと思ったので今後実現させたいと思います。

銀座に獺祭バーがあるらしいので行ってみたいな。

贈答用としても人気なのでお世話になっている方へのプレゼントにいいかもしれませんね。

ぜひ飲んでみてね。

おわり。