長瀞のライン下りは創業100年以上と長い歴史があり春から夏にかけて大人気の川のアクティビティです。
長瀞観光で一番人気ですね。単純に川を下るだけなんですが景色に癒され、スリルも味わえるので思った以上に楽しいですよ。
今回は長瀞のライン下りの魅力を紹介します。
長瀞のライン下りとは
長瀞ライン下りは定員は20人前後の木造の和船に乗り荒川を下る秩父No. 1の観光名所です。船頭さんの楽しい話を聞きながら長瀞の美しい渓谷を船で進んでいきます。
昨年は23万人が乗船しているんですよ。
長瀞ライン下りの4つの魅力
ただ船に乗って川を流れるだけでしょ?と思うかもしれませんが結構スピードあり川の水を手で触れるくらい近いのでスリルも味わえるんです。
小さな子供からおじいちゃん、おばあちゃんまで気軽に長瀞の自然を堪能する事ができるので家族で利用している方が多いですね。
そんな長瀞のライン下りが楽しい理由を4つの魅力でまとめてみました。
[1] 特別天然記念物の岩畳を満喫
写真:長瀞町観光協会
国の特別天然記念物に指定されている長瀞の岩畳の横をゆっくりと流れるライン下り。
「岩畳」は、一枚の巨大な岩が隆起したもので対岸には「秩父赤壁」という高さ20メートルの断崖絶壁が現れるスポットもあるんです。
ライン下りの最後の方は岩畳を下から眺めながら川を下るので岩畳の迫力を味わえますよ。
岩畳を上から見ることはあるけど下から見上げることは中々ないので新鮮です。
[2] 季節に合わせた楽しみ方
川の両岸に岩石や自然が広がっていて秩父の大自然を満喫出来るライン下り。
春は暖かい気候で、夏は水辺で涼しさを、秋は長瀞の紅葉を、冬はこたつに入りながら川下りを満喫出来るんです。
冬はこたつ付きの船があるんですよ。最初見たときはびっくりしましたが本当に運行しています。
写真:長瀞町観光協会
[3] 船頭さんがすごい
写真:長瀞町観光協会
1隻の船に前と後ろに2名の船頭さんが息を合わせて船を操ってくれます。
近くで見れば分かるけど川幅が狭い場所とか乗っている方は焦るんだけど船頭さんは余裕で操縦するんだよね。竿さばきはさすがです。
どの人に当たるかで変わると思うけど船頭さんは話しが面白い人が多いのでただ景色を眺めているだけでなく、船頭さんの話しを聞いていると時間があっという間に過ぎますよ。
以前は歌を歌った人もいたけど今もいるのかな?ぜひ確認してみてね。
[4] 選べる3コース
意外と知られていないのですがライン下りは3つのコースを選べるんです。
- 親鼻橋から岩畳(Aコース/約3キロ)と
- 岩畳から高砂橋(Bコース/約3キロ)
- 全長約6キロ
欲張りな人には親鼻橋から高砂橋の全コースのご乗船がおすすめでが一番人気はAコースですね。
画像:秩父鉄道
親鼻橋→岩畳(Aコース)
雑誌やポスターなどでよく見かける急流スポットは、Aコースにある「小滝の瀬」。
人気の撮影スポットにもなっています。
3キロの川下りを約30分満喫するコースです。
岩畳→高砂橋(Bコース)
Aコースにある小滝の瀬よりも広い川幅の急流スポット「大河瀬(おおかわせ)」。小滝の瀬とは違ったスリルがお楽しみいただけます。
3キロの川下りを約30分満喫するコースです。
親鼻橋→高砂橋(全コース)
AコースとBコースの両方を楽しめます。ゴールデンウィークとかはやってないので注意してね。
6キロの川下りを約50分満喫するコースです。
割引を活用しよう
ライン下りをする時は必ず割引クーポンを活用しましょう。
当日でも割引できるものもあるので使ってみてね。
AコースorBコース | 大人 (中学生以上) 1,800円→1,600円 小人 (3歳以上) 900円→850円 |
全コース | 大人 (中学生以上) 3,300円→3,000円 小人 (3歳以上) 1,600円→1,500円 |
ちなみにライン下りを運営している会社が2つあって、それぞれで割引が違うので注意が必要ですよ。
- 長瀞ライン下りが秩父鉄道
- 荒川ライン下りがウォーターパーク長瀞
ややこしいですがコースは同じです。出発地点が変わるので予約の時は気をつけましょう。
水量が多い日は激流ですよ
水量の多い日は迫力満点で水に濡れる位の激しさもあるんです。
だだ中止になる可能性もあるのでホームページで運行状況をチェックしてから行きましょうね。
長瀞で一番オススメの観光スポットですのでぜひ長瀞のライン下りを体験してくださいね。